「おれわぁぁぁぁ~…この店のぉぉぉぉ~…」の藤原竜也の予告の、映画そのもののヤッちゃった感は、かなりの人が失笑したんじゃないだろうか???
なめてました!面白かった!!
完全にフィクションの設定と世界観なんだけど、芯の部分は意外とオーソドックスというかベタかもしれない〇〇◇◇▽の話し。
それぞれのキャラもしっかり描けてて、超デフォルメされた世界でも、その中に生きている説得力がありました。
面白かったのを前提に、敢えて個人的に惜しかったと思うのは、料理自体もデフォルメされていて、全く美味しそうに感じなかった。
TVドラマの『ハンニバル』のように、ちゃんと料理を描いてくれていたら…
(もっともアレも素材が素材だけに美味しそうではなかったが)
それと、やっぱり玉城ティナ。
どーみても生きているお人形さんとかアンドロイドみたいに人間離れした完璧さ。冒頭から華(存在感)ありすぎ。
その玉城ティナに「この世界には居場所がない」とか言われても…
”腐ってもポルシェ”じゃないけど、ちょっと冴えない髪型やメイクしても誤魔化しきれない美貌なんだよなぁ~。
玉城ティナのメイド姿はもちろん見所なのかもしれないけれど、どちらかというとストーリーが進むうちに段々可愛く見えてくる、みたいなのを演じられるビミョーなブサカワ系の女優のがドラマティックだったのかもしれない。
ラストもちょっと惜しい感じ。
(コメント欄にネタバレで書きます)
…でも、面白かったです。楽しめました。