カルピス

Diner ダイナーのカルピスのレビュー・感想・評価

Diner ダイナー(2019年製作の映画)
3.5
極彩色豊かなアートスティックな作品。
ほぼダイナーの中の話なのに、各個室や厨房・食品倉庫にメインのフロアとどれも凝りに凝った作りで、蜷川美花監督や様々スタッフさんの才能が爆発しまくってて、凄い!
映画の最後までおー!床全体はそうゆうアートだったのか!
って感じで楽しめます!
ダイナーフロアも時間の流れによって、生け花が変わってて綺麗!
後半の桜🌸はとても美しくて、本当にこんな店があったら良いのにな〜と思います(普通のレストランで…)

料理もそんなに多くは出てこないですが、これどうゆう食材の組み合わせ?
と言いたくなるようなハンバーガーや、シンプルだけど、美味しそうなスフレなどなど、お腹がすいてくる。
牛・豚・鳥・鹿・猪などの肉で作ったハンバーガー🍔は一度食べてみたいな〜
一応料理の要素は、物語のキーパーソンとしてあるけど、もう少し作る所や、作る過程での玉城ティナさん演じる大場かなこのスキル成長的な所もあと一個あればなー、最後の一回しかないしね!
一応、目で技術を盗んでたのかな?

藤原竜也さんの名ゼリフは、予告編で流れてるやつぐらいでしたね。
でも、藤原さんはカッコ良かったです。
コック姿で立ってるだけでクール!
料理作ってる所もクール!
アクションシーンも舞台俳優だけあって、キリのいい動き!
特に真矢ミキさんとの戦いは、お互いに運動神経がいいので、カメラの少し長回しでも全然問題ないぐらいに動きの良いアクションでした。
基本的にアクションシーンは、こうゆう映像を見せたいとゆう繋ぎ合わせなので、しっかりとしたアクションとしての流れがないのですが、藤原さんと真矢さんの所だけはちゃんとしてましたね。

異色で楽しい映画でした。
ある意味で日本映画らしい映画でもあるかな。
カルピス

カルピス