絵としてカッコいいなって思う瞬間はもちろんいくつもあるんですけど、話の語り方が浅いというか、せっかくキャラこんなに濃い〜〜のばっかりなのにちょっと勿体ない感じがします。
自分は漫画を途中まで読んだので少し補完されてる部分があると思うんですけど、全くの初見だともっとキツいのでは。
R指定つけずに血もほぼ出さずに花びら散らしとけ!っていう演出はまぁ潔くて嫌いじゃない。超派手派手〜な世界を基本的には楽しんでいるんだけど、ふいに一瞬「殺し屋ってなんだっけ???」と冷静な頭でツッコミを入れざるを得ない。なんだこのコスプレ大好き集団???と。
メキシコの街を第二の舞台にしたのも、カラフルな世界と絵面を統一したいからっていう感じがなんてゆーかほんと潔いよね。
所々入る舞台みたいなカナコのモノローグがなんかやたら鼻につくんですよね…冒頭の群衆のダンス?みたいなのとか。
わたし蜷川実花嫌いなのかなw
漫画版のカナコは、死にたくないという意思も強くかつお人好しキャラで好感が持てたけど、玉城カナコは前半ずっと猫背で弱々しくて魅力に欠けると思った。後半とのギャップをつけたかったのかもだけど…。そもそもこんなに可愛い子がめちゃくちゃ不幸に生きてきたっていう設定になんとなく説得力が無い気がする。玉城ティナの顔が可愛すぎて…。
あとね、ディーヴァの装飾がめちゃくちゃダサい。ダイヤモンド感無くね?紙粘土かな???
アルティメット・セクスタプレックス。6種類の肉肉肉…の超高層ハンバーガー、なにこれめっちゃ食べてみたい。。
蜷川幸雄の使い所!そしてコムアイ、いる!?!?と思ってちょっと笑った。川栄もうざかったなー!!(褒め言葉)
藤原君の言う「俺を見つけて育ててくれたのはデルモニコです」(=蜷川幸雄)は深い。重みがある。これがやりたかったんだな?
真矢みきのイケメンぶりと、玉城ティナの絶対領域目当てで見るのが正解。