観てた。
これか分からないけども、犯した女(妊婦だったか?)に睨みつけられ、それに何クソと怒りが湧いて家に火を放った、今でもその女の目が忘れられない、というエピソードが非常に印象的でした。
無垢な青年たちが、通過儀礼的に一人また一人と殺していき、鬼子に変貌していく一方で、被虐者は人間からチャンコロへと貶められていくこの感じ、残念ながら教室やオフィスなどの空間でもありふれたことですね。
毎日服が同じ子を、パワフルな子たちが殴り始め、追従するように周りの子たちも、身体的精神的な暴力のイマジネーションを加速度的に高めていく様などは、記憶に新しい人が多いと思います。
近い未来だと、都市部や全国規模で起こる災害時に、絶対同じようなことが起きると断言できます。今ですら外国人を家畜かなんかだと思っている人も残念ながらいっぱいいますしね。
関東大震災の時の「こういう時じゃないと人殺せないからな(ボソッ)」も、余りにも有名。