悪の組織？が阿呆過ぎて相対的に主人公の娘が強い、能力が超絶高い、という設定に対して説得力が無くなっちゃったよね。
だって、主人公が脱走して8年間も見つけられずにいたこととかさ、グラサンタバコプカプカおじさん無能だろうよ。
おれだったら付近の集落を一通り探すし、脱走時に怪我してたんだから近辺の病院の記録を照会するだろうし、何より学校に通ってたんなら、脱走後に付近の小学校で編入してきた同じ年代の子供がいないかとかさ、ちょっと調べたらすぐ見つかるっしょ？
あげく主人公が全国TVに出演してから存在に気づいたのって、しかも「死んだと思ってた」とか言い訳するグラサンタバコおじさんさ、その時点であの組織クビすよ。というか消されるよね、だからタバコプカプカしてる場合じゃないんだけど、妙に余裕があるのがカッコ悪いんだよな。こいつ使えねーなーって思いませんか？
大竹しのぶ×風吹ジュン÷2おばさんもさ、超能力少年少女を全然管理できてなかったな。子供達をさ、洗脳くらいしようよ。それでも主人公は能力高くて洗脳されませんでした、とかそういうエピソードがあればまだわかる。
けど、超能力少年少女達は全然自由だし、言うことあんまり聞かないし、やんちゃだし…。
そして主人公の能力を全く見誤ってたし侮ってたし、過去の反省も活かせなかったよなー。こいつも無能なー。
敵役がポンコツだと主人公の強さが霞む。
有能な敵があってはじめて主人公が引き立つんだなぁ、と改めて思いました。
そういう粗はあったけど、アクションはめちゃカッコよくて爽快。
おーっ！となりました。
つまらな面白かったので3点です。
