
今より少し先の未来。男だけを死滅させるウィルスの蔓延により、世界は女だけが生きる場所となりつつあった。トオコ(吉原麻貴)は、かつての恋人達(俊、毎熊克哉、三原哲郎、柾賢志)との日々を回想していたが、やがて得体の知れない出来事に巻き込まれていく。 そして遠い未来では、謎の黒衣の女(西山真来)の出現により徐々に世界が終末へと近付いていく。 滅びゆく世界の中で運命に翻弄される人々を描いた全く新しいSF叙事詩が幕を開ける。
脚本家を目指すルイは海外に行っている映画監督の恋人アツシの帰りを待っている。スカイプ越しに会話を交わす2人は新しい生活への計画に胸を躍らせる。一方、芽衣子は精神疾患によって舞台俳優の活動を…
>>続きを読む「ひとたび筆を走らせれば、誰かの人生が始まる」 久坂部碧は、ある幻影に囚われていた。光に溢れた教室、その窓辺で本を読む青年、「漣聖司」と書かれた檸檬色の栞。どれも身に覚えがない。しかし碧は…
>>続きを読む(C)2018 写真映画製作所 楔