モノクロのスライドショーで、淡々としたナレーションで物語が進む。
第三次世界大戦後の廃墟のパリの地下で、意識だけ過去や未来に飛ばす実験の被験者に選ばれた男。
実験は成功し、男は大戦前の平和…
映画、映像とは、己を主役として映像のスペクタルを獲得していった
その後、トーキーにより映像はドラマを獲得した
しかし、本作にとって映像は脇役に過ぎない
主役を音(トーキー)に明け渡した
音において…
かなり前衛的な映画だ。
30分という短い時間の中でスチール写真で構成されている。登場人物が走ったりするシーンは全て彼女が目を動かすシーン以外は静止画だ。そこにフランス語のナレーション、音楽が付…
映画に限らず、僕たちの心の核心に残るものとは、「それがどうした」という一言を通過したあとに、それでもたなびいてみせた何かのように思う。
フォトロマンと呼ばれる(撮影した動画を写真のように処理する)…
静止画をつなげた映像と聞いていたので、果たしてこれは映画といえるのか?と思っていたのだが、間違いなく映画だった。SFの話相まって現実か夢かわからないという感覚がこの映像技法とマッチしていた。終わり方…
>>続きを読む面白い ほぼ静止画なのにそれが良さを引き立てている
お話はというと、地上から地下に逃げた中で、支配人と奴隷に分かれており、ある奴隷の男が時間旅行に適性があるため任務に着くという話
最終目的は未来人と…
映画と言うよりも
藝術的映像作品。
モノクロの写真のスライドと
ナレーション。
そして。
突如挟まれるプチ動画。
この短さとこのワンカット、
そのセンスに羨望を覚える。
未来設定なのに
壮絶なる既…