吉田ジャスティスカツヲ

モンスターハンターの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

モンスターハンター(2019年製作の映画)
4.8
とにかくまず申し上げたいのは【ゲーム版がわからないかた大歓迎🎉】な出来上がりだと思いました。

今から申しますこと活劇映画として、とっても大事なことなのですが…
英語もわからない、日本語もわからない、ゲーム版の村長が何言っているのかわからない人間が観ても、ソコソコ楽しい‼️が本作にはありました。
ギレルモデルトロ監督ほどではないにしろ、モンスターの細部表現にはマニアックな味も備えており、怪獣映画と見ても可。
その見やすさは保証したいです。

とりあえず余計な人間ドラマや複雑なストーリー展開や深いテーマなどを【バッサリと切り捨て、ひらすら人間VSモンスターのサバイバル・バトルに注力した潔さ】が賛否の分かれ目だろうとは思います🤔
しかしこれだけ出し惜しみすることなく巨大怪獣とアクションと、ゴアをてんこ盛りで楽しませてくれたなら【私のなかの厨二を叶えてくれてありがとう🤝】としか言えませんな。

怪獣との戦いをクリアすることに主きが置かれ、「精神」としてゲームの醍醐味を受け継いでいます。
感覚的には、結末もゲームの後味っぽい🎮
ヒロインと、トニージャーの謎の言語な男のカルチャーギャップも笑えるスパイスとして効果的😂

そもそもこのアンダーソン監督は【人間ドラマや深いテーマに関心の薄い人】なんです😅
しかしその姿勢が"バイオハザード"と同じくゲーム実写化に合っていると、改めて納得しましたね🤔