Rambo: Last Blood：エイドリアン・グランバーグ監督、アヴィ・ラーナー製作、シルヴェスター・スタローン主演、脚本、原案、マシュー・シラルニック脚本、2019年作品。ランボーシリーズの5作目かつ完結編。
これで完結でいいのかな？？全然詰まらなくもないけどシリーズ完結としては、個人的にはスッキリしなかった。ビルマでの出来事から11年後、アリゾナ州ボウイの亡き父の牧場で、旧友マリア・ベルトランとその孫娘ガブリエラと共にで暮らしているという設定から物語は始まるが・・・。
前半は現代的な残虐描写の多い、サスペンスの様な、サイコスリラーの様な展開。後半から終盤に掛けては怒涛の復讐劇と言う感じだろうか。
前半はスタローンが渋いし現代的なタッチに格好良さや面白味を感じつつも、正直言ってランボーではない方が良くない？と感じる。後半はスピーディーにグロテスクに人を殺し過ぎる描写に、何となくスタローン版のジョン・ウィックのように感じた(笑)
本作の物語があまり好きではないが、全編エンタメとしては惹きつけられたのも事実。スタローンは老けた今も魅力ある。しかしランボーはもういいと思う。シリーズでは結局First Bloodが1番好きだろうか。
