「The Guilty ギルティ」🎬13
警察官のアスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)はある事件を機に現場を離れ、緊急通報司令室のオペレーターとして勤務していた。交通事故の緊急搬送手配などをこなす毎日を送っていたある日、誘拐されている最中の女性から通報を受ける。
公開時から話題になっていたので期待してました。デンマークの若い監督の作品です。
「search サーチ」のような描き方で真実に迫ろうとする作品です。
途中展開が読めてしまったのは否めない部分もありますが、終始一貫してアスガーは部屋から出ずに彼のアップを多用して作られています。彼の演技がよろしくなければ成り立たなかったと言っても過言ではありません。
彼が電話で受ける相手の情報は電話の音声のみ。でもその人がどういう状況に陥っているのか本を読むようにセリフや音に意識してみると想像を掻き立てられて見えてくる。
その手法が新鮮で、鑑賞してる私たちも誰一人音を立てずにひとつひとつの音に聞き耳をたてる。
ある人物が放ったセリフが日本でもまさにその通りで、似たような経験をしたことある私には苦しかったです。
特にハッピーエンドとかではないので映画が好きで普段から割と見てる人にオススメです。
めっちゃ疲れてるときとかはあまりオススメできません。
私的には☆☆☆.8かな。
