黒川

ハロウィンの黒川のレビュー・感想・評価

ハロウィン(2018年製作の映画)
3.3
悪くはないしリスペクトも満載なんだけどいかんせんこの終わりかたどうよ。言うても俺が観たの1、2、ロブゾンビ版1、2なので全然ハロウィンフリークじゃないからアレなんすけど。でも自分が観た分はちゃんと元ネタとして使ってあった(多分)。

マイケルがまた精神病院から脱走していつも通りローリーを殺しにいくよ。割と2だった。いつも通りです。元祖スクリーミング・クイーンことジェイミー・リー・カーティスがたくさん見られるのが嬉しいですね。ローリーに娘がいたりするのは知ってたけどまさかこんなサラ・コナー化していてどうした。あんなんにストーカーされたらあんな家に住みたくもなるけどっていうかあの家こそがむしろ別のホラー映画の舞台になるよね。ちょっと住みたいぞ。

ハロウィンという映画の良さは、マイケルの動機が全くわからず、また彼が言葉を発さず感情を露わにしないところにあると思う。ただただ不気味なのだ。ハロウィンに浮かれるティーンエイジャーを包丁というこれまた地味な武器で刺し殺していく。または素手で撲殺する(そこに何かの強迫観念や強いこだわりが見え隠れする)。理由もわからず只管我々は震えねばならないのだ。これをきちんと踏襲して、ローリーをヒロインにしてくれただけでも大満足だし殺しかたもグロいし笑えるしそこはよかった。よかったけど終わりかたあれでいいのか???なんだよあれ…そこだけが心残りです。どうしてああなった。あんた娘婿死んでるんですよ?!多分次作への布石なのもわかるしやっぱマイケル確実に仕留めないのはお約束なんだけどでもやっぱなーーーーーーーローリーそれでいいの????あんだけ準備してたのに!!!!!
黒川

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