カリコレ作品はスクリーンで観てナンボみたいなトコありますけど、コレはなかなか面白かったです。
モンストロが背負うルチャのレガシーと、相反する彼の現実。
卍の男が体現するコメディ要素は確かにあるんだけれどそれは表層に過ぎなくて、その裏に潜むシビアな現実こそを実は伝えようとする脚本の切実さが滲むような好作(ちょっとオーバー？f(^ー^;)。
各々の視点でプロットを切り替えて観せる理由は、テクニカルな作りにこだわっただけじゃないんじゃないかなって思いました。
ただ、その辺り若干伝わり難いのが惜しいなって思った記憶があって、さっきfilmarksからレンタル開始の連絡を貰いました📩けど、家で観るとどうなんだろう？って。カリコレで少しでも当たると記憶に補正が掛かりがち(笑)なものでf(^ー^;。
『ロック・ストック～』的作り、メキシコ、マスクマンは『カクタス・ジャック』を連想しますが、アッチはよりコメディにシフトした作品でした。比べて観るのも面白いかもしれません。
