矢吹

3-4x10月の矢吹のレビュー・感想・評価

3-4x10月(1990年製作の映画)
4.0
どっかいこ。
めちゃくちゃお笑いやってんじゃん。映画で。
ストレス溢れるカットの流れと画面の中の動きの遊び。映画で遊んでる感満載であり、そのストレスこそが笑いになってる感満載感満載なのである感である。コンティニュなんたらは先であり過去であるのかもしれない。一番やってると思う。作品群の中で。
いかれてるらしい青年の危うさと石田ゆり子さんの悔しいほどの可愛さとそれより怖いバーのマスターとそれよりもっと危ういたけし。
今でこそ笑えるものともう笑えないものもたくさんあるけど、面白いことはわかるのさ。
男が女性を殴る描写のある作品はわりと、外れない印象あるけど、どうだろうか。
沖縄での野球のシーンめちゃくちゃ思い出せる。
花束ピストルかっくいい。
主人公と関係ないところで起こるその後を追いかけたり巻き込んだりする感じの前半と沖縄はさんでよ、そこから、気をつけろよの人の顛末。俺らの失敗。そして、爆発。ループ?うんこしながら見る夢?夢オチ。どころか、妄想オチ。妄想オチは凄く良いと思います。夢と変わらないっていうのなら、良くないと思います。でも妄想ならいいと思います。やりたい放題だから。
やはり、全部俺らの思い通りなのです。
映画としての話の流れも、1人の時間の流れよりも1人の思考の流れに近いと考えると妙に納得できる気もするのです。何かの暗示になり、それを追いかける終焉はマジで、なんだったんだよ。であり、最高。面白すぎる。
せめて、サインは出してやらないとな。
野球は嫌いです。
最近ちょうど爆発の話ありましたね。
矢吹

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