『誰が相手であろうと、不遜な答えをこの矛は許しませんよ』
2019年公開の原泰久による日本の漫画を実写映画化
監督は 佐藤信介、主演は山﨑賢人、吉沢亮
さてさて、原作のファンとしては見るのが怖くもあり楽しみでもある今作
大々的に撮影を行い、発表された俳優陣を見る限りなかなか本気の様子・・・佐藤監督の原作実写化には当たり外れがあるので、今作『キングダム』は当たりであってくれと願いながら観に行った。
結論から言うと、とても良かった。
よくあるドラマ的な映画ではなく、原作に忠実で俳優陣のキャラ作りにも本気さが伝わってくる。
舞台が中国なので、セットや城の感じも本格的でよかった。
心配していたのは主演の山﨑賢人、彼はなぜこうもよく漫画原作の実写化の主人公に抜擢されるのか。
需要があるのだろうか、いやあるんでしょうね。※ジョジョの続編の需要はなかった模様w
個人的には山﨑賢人の信よりも吉沢亮の演じる嬴政の方が当たり役だったと思う。原作に近い雰囲気で魅力的だった。
脇を固める俳優陣もさすがだ。楊端和の長澤まさみ、河了貂の橋本環奈はキャラ作りが上手いね。
話題となっている王騎の大沢たかお、個人的にはすごく良かった。体作りからキャラ通りに演じて、ギャグのような役どころも本気で演じているのは素晴らしかった。
あまり期待していなかった分、思ったよりも良くていい意味で裏切られた。
なんか続編がありそうな感じですが、続編作ってもどこまでいくのだろうか。
原作ではすでに13年が経過し、現在54巻だが、いまだに一国も統一できていない件wwwいやほんと終わりが見えないよね。。。
でも続編出るなら観にいきたいな。。。
