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ジェニーの記憶のnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

アラフィフの女性作家が母親からの電話をきっかけに中学生のときに経験した先生とのひと夏の恋の記憶をたどる話。
13歳の「幼すぎる」自分の写真から始まって、友達が感じていた性的な視線に気付かず、同時期にアルバイトの女子大生とも関係を持っていたことを知り、「他の人」の存在にたどり着き…自分は恋愛経験だと思っていたことが虐待だったと認めざるをえなくなっていくのが本当に辛い。母親からの電話を受けるまでまるで忘れてたのは防衛本能が働いていたのではと思えなくもない。
フリーセックスに走ったのも結婚に踏み切れないのも明らかに影響を受けているのに、当の本人は結婚してるなんて恨みたくもなるだろうよ。
先生の悪魔の所業は責められて当然だけど、今になって虐待だったと気付いたことは主人公にとってよかったのだろうか…。せめて先生が相応の制裁を受けないと割に合わない。
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