このレビューはネタバレを含みます
キングの想いは置いといて、キューブリックのシャイニングとは別物として観る。
B級映画を観る感覚に切り替えた上でのおもしろさはあった。だとしても長い。
ひもじい彼らが水筒みたいなのに大事に大事に入れて分け合いながら節約してる感じはいじらしくもある。けっこう劣勢で元気ないので応援したくなっちゃう。かわいそすぎて笑ってしまうという変な感情を覚えた。しかし怖くないのが痛い。
それと言うのも、少女がなんか図々しいというか、グイグイくる感じが好みではなかった。なんでタメ口。子供のくせに恐くないのか。やってやったくらいに言っとるし、べらべら喋る。子供ダニーみたいな奥ゆかしさがない。そんな能力持ってるタイプに見えないんだよなあ。
大人になったダニー役のユアン・マクレガーもなんだかなあ。なんか目に品格なくなっちゃった。
お父ちゃん出てきたところは、JPを見ている時の気持ちになった。似てるのに、中身のちがいをよりひしひしと感じてしまう。