方眼

リオ・グランデの砦の方眼のレビュー・感想・評価

リオ・グランデの砦(1950年製作の映画)
4.0
1950年”Rio Grande”。ジョン・ウェインはリオ・グランデ川の近くにある騎兵隊砦の中佐ヨーク。息子ジェフは学校退学で入隊、偶然父のいる部隊に配属される。そこにオカンのキャサリーンが息子を除隊させに押しかけて起こるひと騒動。息子役のクロード・ジャーマンJrは「子鹿物語」から4年後、成長はやっ。騎兵隊は画面前後に進軍。インディアン襲撃、反撃、子供たちの奪取などアクションはフォード印。本作も騎兵隊シリーズの特徴で、ゴツゴツとほんわかが奇妙に同居。モーリン・オハラ周りは初期宮崎駿の頭の中をのぞいている感じで、常にバツが悪そうなウェインは、モンスリーを前にしたダイスのよう。洗濯とアイロンがけのくだりは、モリアーティ教授の下宿を掃除するハドソン婦人、またはタイガーモス号のシータのよう。
方眼

方眼