モノクロの画像で、今まで凄く惹かれた映画は『イーダ』だ。。。
一つ一つの画像がフォトアルバムの様に美しく、計算された構図で、モノトーンの良さが余す事なく、表現されていました。。。
また、モノクロで、ストーリー的に好きなのは…
『フランシス ハ』
突拍子もない話で、グダグダな性格の主人公が妙に 面白いんです。。。
本作は、画像も素晴らしいが…
淡々と進むストーリーでありながら
全く興味を失わせない展開なんです…
舞台はメキシコ。。。
色が溢れるイメージのメキシコをモノトーンで表現されると、また、全く違う印象に…
初っ端のタイルの映像…
水や泡が見え、カメラが遠ざかる事によって、はじめて、清掃中のタイル…って、わかる…
空には、飛行機が飛び…
ポーチでは、犬が走り回る…
空間をつかったカメラワークが非常にうまい。。。
『ゼロ グラヴィティ』の監督だもんね〜。。。
門の扉を入ると…ポーチがあり、縦に空間の広がりを感じたり…
また
広いリビングのあるうちで、デザインされた階段が印象的だ…
この家族と、そこに家政婦として働く女性の日常とその日常の中にある苦悩や心を煩わす出来事…
それらを通して、また一つ、絆の様なものを育んでいく…
【ネタバレかも】
見てない方は スルーで…
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*心に残ったとこ*
家政婦のクレア死産の光景…
ずっと お腹にいた子とのお別れ…
アレは、産んだヒトの横でするものなの?
お国柄なの?
かなり 見ていて キツかった
ここの長回しは 正直 痛すぎました。。。
ワタシ的に…
そして…
海岸での出来事…
肩を寄せ合う一つの家族…
産まれて欲しくなかった…
って 言うクレア…
それでも あなたが好き…
家族だから…って 言うソフィアと子どもたち…
一つの家族の絆を見た…
そんな 気持ちになりました。。。