困ったちゃん

ブルー・マインドの困ったちゃんのレビュー・感想・評価

ブルー・マインド(2017年製作の映画)
3.4
あの肢体はまさにデジャヴ。

思春期×心身の違和感→暴走破滅といったステレオタイプなものとはちょっと違う。15歳の主人公ミアの場合、そんじょそこらの違和感ではないうえ家族への不信感もあり、居場所を求め鎧をまとった姿はなかなかの痛々しさ。水を得た魚のごとく親友を救う姿はいちばん輝いていた。ラストは心底ホッとした。

家族の背景がモヤ〜っとして漠然としていた反面、ミアの心身の変化はじわじわと丁寧に描かれていた。それにしてもゲロシーン多し。
困ったちゃん

困ったちゃん