このレビューはネタバレを含みます
黒人差別がひどい時代のアメリカでのお話。
上流階級?の黒人と、下流育ちのイタリア人の白人が、お互いに影響し合いながら、成長していく物語。
黒人の人は、黒人であること、また、同性愛者ゆえに、本当に気を許せる友人がいなかったが、イタリア人の人は育ちがそんなに良くなかったが、多くの友人と家族に恵まれており、愛と理不尽な社会を生き抜く強さを持っていた。
そんな彼が、アーティストの黒人の人を、専属のマネージャーとしてサポートする。
最後、トニーがクリスマス会の席で、ドクがいないことで、寂しそうに静かだったとき、ドクがいきなり戻ってきて、すごい嬉しそうだったこと。
トニーがイタリアンマフィア?の影響か、治安の悪いとこでも、堂々としているところがかっこよかった。
2人の英語のアクセントが、かっこよかった。
トニーがドクにフライドチキンを食べさせたところがよかった。
ドクが黒人の人が集まるバーで、ピアノを演奏し、観衆を沸かせ、そこにいた黒人らとセッションも始め、ようやく社会に迎合されるような描写がとても見ていて嬉しかった。