adele

レオンのadeleのネタバレレビュー・内容・結末

レオン(1994年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

孤独の中年ヒットマンと孤独の少女がお互いに影響し合って、幸せや愛の気持ちを経験していく物語

テーマ曲が聞いたことある曲だったのでびっくりした。
最後とシーン、レオンが大切にしてた植木をマチルダが地面に埋めてあげる場面で、レオンはようやくゆっくりすることができるんだなと少し安心した。
レオンは、片目を開けて、椅子に座って寝るくらいにヒットマンとして常に警戒しながら生きたくていけなかった。
多分マチルダに会うまではもはや死んでもいいと思う人生を送っていたのかもしれない。
マチルダがかなり自分勝手な場面が多かったけど、それでもそんなマチルダがレオンにとっては生きがいとなり、レオンが死ぬまでに必要としてた笑顔や愛を経験して、死ぬことができた。
マチルダがレオンの死を受けて、どんな感情なのかは読み取りづらかったが、それは視聴者の想像力に託されたような気がした。

マチルダは、レオンに対して終始、自分の愛を受け入れろと言わんばかりの行動をしていたが、終盤にはただ一緒に布団に寝るだけでいいからとレオンがゆっくり休めるよう気遣っているシーンが印象的で、マチルダのレオンに対しての愛が、エゴと期待に満ちた愛から純粋な期待のない成熟した愛に変化したように感じさせる場面だった。

あとはレオンの植木を最後まで大切にするシーン。
孤独に生きてきたゆえに、愛という感情を大切にできる人なのかなと思った。
レオン優しい、、、。
adele

adele