このレビューはネタバレを含みます
人種差別が扱われた作品でしたが、メインの2人の友情に胸打たれるような映画でした。
当事者でなければ、どうしても分かりにくい感覚が具体的に描かれていたため勉強にもなりました。例えば、フライドチキンの起源を知っているだけで、また違うなと。
ドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)がトニー(ヴィゴ・モーテンセン)に対して、金を増やすから側にいてくれと旅の途中のホテルで頼む場面には、勿論トニーの人柄に救われましたが、あまりのことに思わず涙してしまいました。
ラストも素敵ですね。寂しさを纏った演技をするマハーシャラ・アリがとても素敵でした。