よし

ドンバスのよしのネタバレレビュー・内容・結末

ドンバス(2018年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

ウクライナにあって親ロシア派ノヴァロシアが占拠する街、ドンバスの話。
言いたいことは分かるが戦争は両者の視点が必要だと思う。
映画は陰謀論の域を出ていないと思う。
が、北朝鮮の日本人拉致だって、北朝鮮が認める前まで私は『労力をかけてそんな無駄なことする訳無い』と思っていたので、ばからしいと思っていても案外真実なのかもしれない。

カティンの森事件にしても、ロシア軍(当時はソ連だが)が捕虜を殺すことに躊躇も無く、その罪をドイツに被せようとし、ばれてもうそぶいている。その態度は今のウクライナ侵攻と何も変わっていない。

Wikipediaからの受け売りなので真偽の程は確かではないものの、ノヴァロシアがロシア本国から援助を受けているとも言われているようなので、ロシアの命令を受けてノヴァロシアが実行しているのだとすれば更に真実味は増すが…私の現時点での心証は『映画はある程度は真実が含まれているかな』と言ったところ。

ただ、やはり一方的な視点での映画だと思うし、ノヴァロシアの言い分もあって、それを無視して『お前たちが一方的に悪い!』と言っていても問題は解決しないし、ずっと戦争は続くだろう。旧ソ連国家は100年前の戦争を未だにやっている。
よし

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