ふぇりな

コンジアムのふぇりなのネタバレレビュー・内容・結末

コンジアム(2018年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ怖い!!という感想もあれば、お化けのビジュアルが怖さよりも面白さが勝つ(笑)という感想も見受けられた本作。さて、私はというと...うーん、正直怖くはありませんでしたし、確かにお化けは面白かった。笑 ある意味ではとにかく明るかったですね!!裸である必要はあったんでしょうか?笑
ただ、万国共通で黒目がデカいのは怖いんだなあというのは感じました。かなり画面が暗くて何が起こってるのか全く分からない場面が多すぎたので、夜の廃病院とはいえ配信者なんだし、もっと照明が欲しかったところ。

こういう心霊スポットに軽率に行く人間がもともと得意ではないんですが、それはなんでかというと、とにかくその場所や関係者を軽視している場合が多いからなんですよね。それが登場人物にもれなく表れていたのが納得でした。また、1人だけ安全圏(安全圏ではなかったけど)にいたパワハラ野郎、1番嫌な目にあってほしいなと思っていたので、その点では安心(!?)しました。
演技はみなさん割とうまかったですが、ひたすら叫ぶだけのシーンが結構長くて間延びしていたので、もう少しカットしてほしかったなと思いました。前半がわりとテンポよかったので余計に終盤気になりましたし、その割に大して怖いことも起こらなかったので、期待を裏切られました。

しかし、よくあるホラー映画のように最後に幽霊がバン!!と出たり、唐突な展開をぶっ込んだり、観客を巻き込んだりすることなく、真相は誰にも知られず闇の中...という風に静かにアッサリ終わったのが逆にリアルでよかったです!!
それから、ネットまで操作できる幽霊のみなさん、有能すぎましたね。そりゃ強いわ。
ふぇりな

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