たいが

ジョーカーのたいがのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.1
噂通りタクシードライバーとキングオブコメディをミックスしたような映画だった

「不遇で善良な市民」は世界中に数え切れないほどいて、それぞれの心の中にジョーカーのような存在はいると思う

でもジョーカーになるやつはそういない

この決定的な違いは周りを黙らせるような力を持つかどうか、つまり銃を持つかどうかだと思う

社会から弾かれ世間から冷たい目線を向けられた人間は自分ひとりではそれをひっくり返すことはできない

でもそいつらを黙らせるような力を持ち、自分を存在しないものとして無視し続けてきた社会に自分はここにいるぞと存在するんだぞと証明することができると分かった時、そいつはジョーカーになる

それぐらい銃の存在はでかい

だからジョーカーはアメリカだからもっと言えばゴッサムだから生まれたヴィランだと思う

とにかくホアキンフェニックスが凄すぎた
たいが

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