ブラッドピット主演の宇宙ものでありながらものすごく内向的な映画。「2001年宇宙の旅」のようなリアルで壮大な宇宙描写に対して、話自体は孤独な男の内面についてという個人な内容。起こる出来事も派手さはなく。宇宙空間なので音もなく動きはゆっくり。主人公が基本的に感情を抑え淡々とミッションをこなすタイプなので激しいエモーショナルなシーンもほとんどなく、映画全体が静かでゆっくりとした時間が続く。とにかく地味。ちょっと退屈で眠くなった。
ほぼ一人芝居で感情を抑えながら大人の哀愁で作品を引っ張るブラッドピットの演技はすごい。