みかぽん

アド・アストラのみかぽんのレビュー・感想・評価

アド・アストラ(2019年製作の映画)
3.7
公には消息を絶った英雄とされていた父親が実は生きていて、しかも人類存亡の危機に関わる危険な存在になっていると聞かされた主人公のロイ(プラピ)。その父を説得して連れ戻すか、でなければ宇宙ステーションもろとも破壊するかの選択。そのミッション参加で、平時はマラソンランナークラス、有事であっても脈拍80を越えないロイがまさかのど頻脈。加えて父説得の途中で冷静さを失った事で、この隠密ミッションからはソッコー外され、事態は最終局面へ突入。火星から核弾頭が搭載された有人ロケットが放たれて…。

母と共に置き去りにされ、怒りと悲しみを心の底に沈めて以来、感情に蓋をして生きるようになった息子をプラピが唯一無二の存在感で好演(このキャラクターは、ウィル・スミスでもトム・クルーズでもなく、プラピでなきゃ絶対に駄目!って感じ)。
家族スルーの父親が、存在不明な地球外生命体と繋がろうとするあまり、遂には人類にとってがん細胞的な存在になってしまう皮肉。

全編にわたる宇宙の孤独、閉塞感はハンパなく、そりゃ頻回に心理テストもするわよねぇ、な印象😢
月行きの宇宙船にはCAさんがいて、ブランケットには追加料金かかり〼(LCC⁇)。
到着後はサブウェイ(月店)にも立寄れますよぉ😵
で、月の上では地球を離れてまでもの資源争いが展開され(いきなりの盗賊登場で、なんかちょっと西部劇風のカーアクション)あるいは宇宙船内で謎の生物が大暴れ(この辺りは「エイリアン」っぽい?)のオソロシ系な流れもお約束的に(か?)あるにはあるけど、基本は内省を伴う主人公の一人語り的芝居が続くので、早い展開を好む、あるいは宇宙=アクションでしょー的な認識ではかなりキツい成り行きが待っている?かもです…😅。

ていうか、わざわざ核弾頭を打ち込まなくても中を少し壊すだけでいいんじゃない🙄?あ、じゃないとブラピが戻って来れなくなるのか…。いかんいかん😅💦
(ゔぅ〜、何だかかなりどうでも良いレビューになっていてすみません〜💦💦)
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