シノミー

アマンダと僕のシノミーのレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
4.3
2人の絆と愛に涙無しには観られなかった。
ダヴィッドこと僕と、姪のアマンダ。
僕の姉が亡くなり、アマンダと僕は突然、絶望の淵に立つ。
アマンダは7歳。
少しづつ成長していって、学校に通って友だちや先生たちと仲良く毎日を過ごしていた。
僕もそうだったし、それが世間の当たり前というやつなのかもしれない。
けれど、この映画ではそれは叶わなかった。
僕はこの映画を観ながらアマンダに想いを馳せる。
もし僕が小2のときに母が死んだらどうなっていたか。
きっと、いや間違いなく今とは違う性格、生活、生き方になっていたはずだ。
それほど子どもの成長にとって母親は必要で、居ないと何をしていても不安でどうしようもない。
ダヴィッドの立場ならどうだろう。
兄弟が突然亡くなり、姪の面倒を見ることになるなんて。
24歳とかで、自分のことだけでも手一杯なのに、姪の後見人なんて自信がなさすぎる。
そんな絶望的な状況の中で2人は進み出す。素晴らしい家族愛を観た。
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