まめまめちゃん

暗数殺人のまめまめちゃんのレビュー・感想・評価

暗数殺人(2018年製作の映画)
3.5
「俺が殺したのは7人。」キム・ヒョンミン刑事(キム・ユンソク)は、別件で逮捕されたカン・テオ(チュ・ジフン)から突然の告白を受けるが証拠がない。直感的にテオの言葉が真実であると確信し上層部の反対を押し切り捜査を進めてゆくが、テオの言葉に翻弄されてゆくヒョンミン。果たして証拠は存在するのか?そもそもテオの目的とは?という実話ベースの物語。

久しぶりの映画館だったせいか、仕事がキツかったせいか、私のコンディションが悪かったかも。眠かった。

キムユンソクは、基本的に強い思いを胸に秘め言葉少ないながらも確実に何かをやり遂げる役のイメージが強い。今回はそれに加えてどこか朴訥で真摯な刑事役なんだけど、私には強い意志というよりただの執着に見えてしまったし、事件解決はたまたま…?に見えてしまった。
対する囚人テオ役チュジフンは、想像していたより衝動的かつ保身的。狡猾さをあまり感じさせないサイコパス。裏を書こうとするけれど目先の欲に駆られるよくある犯罪者に見えてしまった。

息を呑む演技合戦というにはちょっと期待外れだった気もするし、うーん…何が足りなかったのだろう?レンタルが始まったらもう一度見なおしたい。