かんな

プロメアのかんなのネタバレレビュー・内容・結末

プロメア(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

いやもぉ最初から最後まで...ちゃんと拝見した事はないんですが、劇団新感線のイメージそのままwww

暑い、熱い、とにかくアツいwww

隣りに座ってたおねーちゃんが途中寝てた気がするけど、よくこんな勢いの映画観ながら寝れるなぁとwww

しかしながら、2時間の中できっちり起承転結があってキレイに広げたフロシキを畳んだ感とその爽快感は、さすが中島かずきさん。お芝居の脚本を書いてこられた方だからこそだなぁと思わされました。

ってか、グレンラガンもキルラキルもこれまた観てなくてですね(^ω^;)(苦笑)ほんと申し訳ないのですが、それらをちょこっと観たりCMなどで観た印象と、このプロメアを観て、当たり前かも知れないけどやっぱり中島かずきさんはこれらで"舞台では出来ない事"をやろうとされているのかなと。

メカが途端にデカくなって地球ぶん殴るとか、そうそうお芝居では出来ませんからねぇ...(^ω^;)www

まぁ↑それもそうだし、ざっくり言って扱う世界観やキャラ設定なんかも、きっと舞台のそれよりはもうひとつ飛び越えたものにしようとされてるのかなと。それがまたアニメの勢いとの相乗効果で、さらに面白いものになってるんでしょうね。


で、ストーリーについて。

...。

勧善懲悪もの...?

...。

...以上(*・ω・)*_ _)ペコリwww

いや、ね?ボクがバカだっていうのももちろんあるんですけど、多分このアニメの視聴後感は、ただただ"あー面白かったなぁ...(*´ω`*)"でいいと思うんですよ!ヾ(・ω・`;)ノ

もちろん、主要キャラそれぞれに思惑と正義を持ってて、それらを貫き通すために戦うし、それらを考察するのも良いと思うんですけど、ね?

多分、制作側はそれを求めていない...はちょっと言い過ぎかな、そこに過度な期待はしていない?ような気がします...。

きっとあれなんですよ、ちっちゃい頃にロボットアニメ観て、うぉおぉお!ってなったあの感じ。

あれを伝えたいんだろうなって。

あ、だからってアニメそのもののクオリティが低いなんてことはもちろん無くて。

CGのクオリティの高さとそこから感じるこだわり(メカの動きや破壊されたものが飛んで行ったり転がったりする表現など)は半端なかったし、やはり澤野弘之さんの劇伴のカッコ良さは文句のつけようもなかったですし(*´ω`*)

全体の演出も、観に行く前と冒頭数分観た後までは"ずっとアクセル全開で行くんだろうなぁ"と思ってましたが、きちんと観やすく緩急がつけられてました。

ドラッグレース観に行ったつもりが、フタを開けてみればハイレベルなF1レースでした...みたいな。

アクセルを踏むべき所と、ブレーキを踏んで減速すべき所がきちんとわけられていて、それが恐らくこの基本ハイスピードハイテンポなアニメをしんどいと思わず最後まで観れた要因の1つなのだと思いました。

そしてここで、ここまで褒めておいて気持ち低めなスコアについて。

や、今回については、ホントに単純に、自分のストライクゾーンをちょっと大きめに逸れた...と、ただそれだけです(*´ω`*)

"良いものだ!"と納得は全然できたけど、自分の好みだったかと言われれば、ちょっと違うな...と、ほんとにそれだけ。

まぁそこは、ボクがこのアプリの中で高得点をつけてる作品とこれを比べて貰えれば、一目瞭然かとw

でもこの手のアニメが好きな人には大手を振って太鼓判を押せるアニメだったとは、ウソ無しに思いましたよ(o^^o)


というわけで、総評。

これは、疲れた時とかモヤモヤした気持ちの時に観るとそういうものを吹き飛ばしてくれる、爽快感を得る、その点に置いては文句なしにハイレベルなF1レースアニメ...です!(_๑òωó)_バァン!

しかしながら、ストライクゾーンが狭い事は否めないアニメ...ハマった!と思った人は立て続けにキルラキルやグレンラガンを観れば良いと思いますが、ボクみたいにちょっと違うなと思った人間に与え続けると食あたりになりかねないアニメなので要注意かと(^ω^;)www
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