"僕にできることなら"
なんか、最近こういう題材の作品増えましたね。 全くの別モノと思えば、かなり良いように感じます。
最近レビューに邦画が目立つ。。。
永野芽郁演じる、まみずは月光病という不治の病。クラスの寄せ書きを届ける事になった北村匠海演じる卓也は、ある事がきっかけで病院から出られない彼女のやりたい事を「代行」することに…。
北村匠海さんの卓也のパシられる感というか、嫌々でも何でもやってくれる所とか、そういう役柄がとても似合う。
他の作品でも多い気が。
ふいに出てきたジャンポケ斎藤さんに笑ってしまった。なかなかシュール。笑
病気のくせに全然元気やん?という疑問も、所々で病気の重さ、主人公の弱さに触れると、キミスイの時と同じように笑顔に含まれた意味を感じる気がする。。
そして永野芽郁さんの透明感…。
"ずっと死にたいと思ってる"
卓也に隠された過去といい、まみずがさりげなく発したこの言葉といい、刺さります。常に死と隣り合わせですもんね。
"1日でも長く生きていて欲しい"
生きていれば、治療法が見つかるかもしれない。そう思うのがやはり親の考えなのだろうか。自分は後悔の無いように全うしようと思うけれど…ナースさんグッジョブ。
それぞれの「死」への向き合い方が、人々に影響を受ける事で変わってゆく。
及川さんの終盤の演技で目頭が熱くなりました。
ただ一つ。今田美桜さんのメイド姿めちゃくちゃ可愛いのに、キャラとして孤立してる…主人公との関わりがなんだか浅く感じました。勿体ない…けどあれ以上介入してきたらしつこいのか…とか思ったり思わなかったり。
人々との出会いや、毎日、繋がりを大切にしたいと思える作品。
相変わらず分かっていても、最後のシーンダラダラ泣いてしまった…語りかけられるとダメ。笑
ラストシーンから主題歌への入りが絶妙。
蜜の月 とても良い曲です
まみずの最後の言葉が刺さった。
ベタな感じが逆に良かったのかも?