真田ピロシキ

クワイエット・プレイス 破られた沈黙の真田ピロシキのレビュー・感想・評価

2.5
今日も風邪引いてて気楽に見れそうなのを。前作で補聴器の周波数が激強エイリアンの弱点と判明し、あとは反撃するしかないのではと思ったら予想通り。スピーカーで補聴器ブースト→ヘッドショット!のコンボが炸裂してて非常にゲームみたいな流れ。展開もゲーム的で既視感が多く、文明崩壊もののお約束で悪い生き残り集団が出てきて、おじさんと少女の道中は安物の『ラストオブアス』のよう。ゲーム原作のラスアスドラマよりこれの方がずっとゲーム臭いチープさなのはそれだけラスアスのクオリティがズバ抜けてたことかもしれないが、そこを忖度してはやれないんだ。悪いね。アイツらではクリッカーさんからの緊迫感の足元にも及ばない。戦闘能力は高いはずなのに。1はまだ音を立てられない重苦しさがあったんだけどなあ。

そもそもアイツらの設定がよく分からない。地球外生命体だよね?その癖スゴい単細胞。音を鳴らしたら一直線に誘導される。グラボイズと同じくらいの知能しかない。軍なら駆逐できるでしょ。しかも泳げないというポンコツ設定追加。他の星に行けるのに海は渡れないって。もしかして日本とか島国なら無事なの?日本だけ損害被ってないとますます増長しそうでやだなー倒し方も真剣にやってますが要は『マーズアタック』と同じです。聴覚障害者にスポットライトを浴びせる試みは良いのだが、こんな内容じゃ。