Takaomi

ハッピー・デス・デイ 2UのTakaomiのレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)
3.5
最寄りの映画館では1作目が終わっていたので2作目から鑑賞。

1作目を観てからみるべきでしたね。。。やっぱり。

最初はアジア人学生の朝からはじまって突然刺される展開でものすごくびっくりしたものの、1作目のおさらいをされてしまい重要なネタがわかって少し冷めました(笑)

そこはなんとかならなかったのかなぁ。チャッキーいけばよかった。
必ず一作目みてからをおすすめします。解説みないとややこしくてわからんので。

ホラー多めな印象でしたが、コメディ、ヒューマン、アクション、SF バラエティーに飛んでいて途中 中だるむことなく安定して楽しむことができました。
ただホラー、スリラー感はほとんどないので一作目のハラハラドキドキ ハッピー デス デイ感もないです。みてないけれど(笑)

ホラー要素ないとか言ってますが、ビビりなので歯をいちいち食いしばってみてました(笑)
そこそこビビりな人はハラハラできるし、仮面は怖いし殺人鬼に追いかけられるとかやっぱり恐ろしい。。。。

前作は地獄の殺しタイムループがメインだったようですが、こちらはタイムループは飾りに過ぎず、BTFてきなパラレルワールドがメインだった気もします。
理解力のない僕は解説を繰り返しみて、ようやく理解しましたが

なぜタイムループが起こってしまったのか意外な形でわかっちゃうのが一番の見どころだと思います。
個人的にはオチがチープに感じてしまって残念でした。だって夢に出るフレディがあんな設定だったらいやだもん(´;ω;`)

やっぱり呪いとか悪魔とか目に見えないものは謎に包まれていてほしい。

今作のテーマは、今の世界か別の世界か。
もし別の次元があったとしてその世界に行けるとしたらどうするか。
もう二度と会えない人が生きていたり、仲良くなりたい人と仲が良かったら誰でもそっちの世界に行きたいと思う。

でもその世界がうらやましいと思っても、過去に過ごしてきた時間や思い出、経験が少しでも違ったら同じ自分であっても他人の人生を生きているということになる。
失敗や成功、喜び、悲しみ、愛、後悔すべてを経験してきたからこそ今の私たちがつくられている。それによって住んでいる場所や食べている食べ物、隣にいる友達や恋人や家族が変わってくるだろうし出会えていることが奇跡そのもの。

過去に生きるのではなくて、今を大切に生きるこというのをツリーのお母さんが教えてくれます。

が、いろいろ詰め込み過ぎてる。そもそもこういう殺人系の映画で大切にいきてないのに感動を誘ってこられてもどうもぴんと来ない。前作を考えるとなおさら。
愉快に自殺するシーンとか大学の校長とダニエルのくだりが面白かっただけに(ビキニでパラシュートとか)どういう顔をしてみたらいいかわかんなかった。

前作の二番煎じにしたくないのは、わかるけれどタイムループスリラーという新しいジャンルを開拓したのだから、BTF要素やオリジナル要素いれなくてもこれ一本でも十分勝負できたと思う。

これ一本ですべてを楽しみたい人に、おすすめです。
これからは絶対に一作目からみる!!

あっ、予告のクロールとASが気になってしょうがない!!!
Takaomi

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