十一

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密の十一のレビュー・感想・評価

4.1
推理作家が自宅で殺されるというシチュエーション。嘘をつくと嘔吐してしまうという、ミステリに都合の良すぎるワトソン役の配置含め、久しぶりの本格らしいミステリ映画。痛快なキャラクタと明快な謎と伏線を向こうに、快刀乱麻の解決劇。多少の無理筋も、それが美しく暴かれるのであれば許せる。社会性とか人間ドラマも結構ではあるが、こういうものに飢えていたんだと思い知らされた。続編の製作が決まったらしいが、次も観る。
十一

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