ソラ・ソウダローナ 〜怒る男〜
「幽霊が出た」って言えよーっ!
なんでみんながみんな言わないんだよ!
そのせいでどんどん被害者が増えてるじゃない。
みーんなひと言足りないっ!
ま、ホラーとしてはあるあるというか、それを逆手にとってドラマにしようとしたっていうのは分かりますよ。
でもそれが生かされているとは思えなかった。
普段からコミュニケーションをとっていなくて、どうせ信じてくれないと思われてるから話してくれないんじゃないの?とヒネくれた見方をしてしまった。
キャラの描き方的にそうじゃないのはわかるんだけどね。
だけどさ、序盤に同僚を侮辱するシーンがあったから、この展開にもソラ・ソウダローナって思っちゃう。
うーん。これは嫌な見方をしすぎかなあ。
もっと言うと、
子供たちがハッキリと虐待を否定しなかったのは実際にアナが手を出すことはあるからで、ラストの水たまりはラ・ヨローナが自身の怪物性(罪)を再確認した鏡の役割を果たしているっていう解釈もチラついたけど、どうなんだろ。