Yuuki

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のYuukiのレビュー・感想・評価

4.0
恐竜が地球に解き放たれて数年経ち、地球規模で人間と恐竜が共存できる仕組みを模索していた。オーウェン、クレア、メイジーは山奥でラプトルのブルー&ベータとともに静かに暮らしていたが、ある日密猟者にベータとメイジーが連れ去られてしまう。それとは別に、超巨大イナゴが爆裂大量発生して食糧難の危機に陥り、エリー博士とアラン博士が調査に向かうことになった…な話

映画を愛し、映画に愛されてるのでIMAX試写会にて。いつもありがとう…。 1993年にスピルバーグが圧倒的イマジネーションで恐竜を蘇らせた記念碑的映画「ジュラシックパーク」三部作を経ての「ジュラシックワールド」三部作の大完結編。前回で恐竜を地球上に解き放ってしまい、いよいよタイトルであるジュラシックワールドが近づいてきている…という状況下の話

新しい恐竜が出まくったり、様々な状況で巻き起こるアクション&パニックシーンはまさにスピルバーグイズムが伝わってくるジェットコースター感!そして過去三部作の大レジェンド博士3人が再登場するという奇跡も折り重なって、ワールド完結編にふさわしい面白さが詰まっておりました。1作目で最高だったクリプラのバイク疾走が今回も見れて、そこはマジで目が覚める!

ただ、見る側の我々としては昨今のスゴすぎる映像技術にすっかり目が肥えてしまって恐竜バトルはやや食傷気味になっていたり、偶然に次ぐ偶然、幸運に次ぐ幸運、剛力に次ぐ剛力によるストーリー展開が少しムムムとなってしまったな。あと前作の終わりでいよいよ終末が近い…みたいに緊迫感MAXだったので恐竜に人間社会が滅ぼされていく滅亡感…みたいな重めのテーマかと思いきや、「おもてたんと違うけど…まあこれはこれでいいか!」となりました。見たこともない新恐竜の脅威と大活躍、そしてメイジー役のイザベラ・サーモンさんがめちゃくちゃ可愛く成長してるのも良い。敬具
Yuuki

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