kalinda

ウエスト・サイド・ストーリーのkalindaのレビュー・感想・評価

4.0


あぁ…せやな…こんな気持ちやったな…。

ハッピーエンドの時とは違ったこの気持ち。
切なく、悲しい。

オリジナルを観たのは、
高校生?大学生の頃かな?
大好きな時代。1950〜1960年代アメリカ。
有名な大好きなダンスシーン、
カラフルやけどちょっと掠れたような映像。
ワクワクだけではない、この悲しい気持ち。

公開を待って2年。
やっと鑑賞。


・TheProm 2020.12.19 post
アリッサ役の女優さんが出演しはる
westsidestory
楽しみやなー。

こう記したように
アリアナ・デボーズさん目当てで鑑賞。
期待以上、素晴らしかった。
力強く感情的なダンス、複雑な心情。
主役のマリアも可愛らしい女性やったけれど
アニータに心を奪われた。

オリジナルでアニータを演じられた
リタ・モレノさんが、
今回、制作総指揮、出演もされており、
後半のあるシーンでグッときた。


・LaLaLand オープニングの高速道路
・IntheHeights 街中のダンスシーン

希望に溢れた若者たちが
一斉にダンスをするシーンに
なぜか弱いらしく、
今回も胸がいっぱいになり涙がジワリ。笑
ジェットvsシャークのダンス。
N.Yの街中を思い切り開放的に踊る
カラフルなシーン。
ワクワクドキドキしながら観た。
アニータ最高。

移民、貧困、格差などの
社会問題だけでなく、
LGBTも描かれている。


前半ストーリーのテンポが
少しゆっくりかなーっと感じてしもたけど、
丁寧にオリジナルを再現されているので、
このテンポもまぁアリかなと。

たった数日の出来事を描いている作品やとは
すっかり忘れており驚いた。


映画を観た!
そんな満足感でしたね。
ミュージカルはスクリーンで。ですね。

パンフ(2970円)なかなかお高いですが、
スペシャルメイキングブックとなっており
大変見応えがあります。
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