学生時代テーブルトークRPGな毎日を過ごしていた身として、タイトルに惹かれずにいられなかった作品。
・・・や。何度も実写映画化されているけれど、「ズ抜け」た邦題に憤慨ものだったわけで。
D&Dはコンピュータゲームかもされているが、もともとテーブルを囲んで会話で進行するゲームで、映画だとE.T.の序盤で主人公たちがプレイしているヤツがコレ(変な訳が当てられているので意味不明になっちゃっているのも憤慨物なのだが)。
行きつけの幾つかの劇場は、吹き替え版ばかりになってしまったので、ちょっと遠出して鑑賞。
予告の段階で、吹き替え版は絶望的に駄目っぽいのが伝わっていたのでどうしても避けたかった。
剣と魔法の世界を舞台にした冒険譚の映画として、変にコメディ、無駄にコメディを持った部分が気になりはしたけれど、普通に面白かった。
・・・ただ、今までのD&Dもそんな印象だったんだけど、D&Dが映画になるぞ!って期待して鑑賞する層は、ファイターが殴り、シーフが解錠し、マジックユーザーが攻撃魔法を放ち、クレリックが傷を癒やす・・・そんな冒険が観たいと思うんだな。
土下座しない鈴木さんを倒すような映画の方が嬉しかった気がする。
悪い領主と闇の魔法使いをやっつける話。
フォーゴトン・レルムはAD&Dな記憶だったんだが、今はD&DとAD&Dを区別しないのかな。
最近のTTゲーム界に疎くてごめんなさい。