とぅん

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の実写映画化。

何だか見た目の割に評判が良かったので観てみたら、なるほど負け犬達がパーティーを組んで詐欺師の領主をギャフンと言わせるっていうわかりやすいストーリーを土台に、
娘の信頼をもう一度得ようとする主人公だったり、ちょいちょい差し込まれる意表を突いたセリフとか、そういうところが一筋縄ではいかない感じで良かった。

最後は、金持ち達の財宝を庶民にばら撒いて、領主は投獄されて、主人公パーティー大勝利!に終わるのだけど、これ続編企画してるだろっていういかにも続き作れそうな終わらせ方。

ちょっとコメディ色が強いかなと思ったら、「ゲーム・ナイト」の監督コンビで妙に納得してしまった。
なるほど、この2人に予算与えてアクション作品やらせるとこういう仕上がりになるのか。

胡散臭そうだけどいい奴なクリス・パイン、それを上回る胡散臭さを発するヴィランのヒュー・グラントあたりはなかなかの配役だと思ったし、何より女性タンクにミシェル・ロドリゲスを配した時点で勝ち確定な感じ。現状、この役に一番説得力ある俳優だと思う。
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