ペンソー

6アンダーグラウンドのペンソーのレビュー・感想・評価

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)
4.2
NETFLIXオリジナルのアクション作品。
ついにM・ベイ監督作品もNETFLIXのオリジナル作品として公開されることになってしまった。

情報が解禁されてからNETFLIXで公開されるまで今か今かと待ち続けていたけど、ついに公開され、案の定、最高に楽しくて面白い、他の追随を許さないアクション作品だった。

オープニング30分のカーチェイスに始まり、怒涛の展開が続く本作は、まさしくM・ベイ監督作品にふさわしいハチャメチャ感満載のアクション、爆破、銃撃戦。
主人公たちが社会的に死んでいようがいまいが関係ない、ストーリーなんて1mmも関係ないと感じさせる、とにかくアクションのカッコよさだけに全てのステータスを振った作品。
毎度おなじみ、スローモーションや音響など、M・ベイ監督特有のカット、演出、全てが"トランスフォーマー"と瓜二つ。
本作を観た父親が「盲目の人がこの映画を『聴いたら』、トランスフォーマーと区別がつかないだろうな」って言ってて、そのくらい全てが似ていた。
父親も自分もM・ベイ監督作品が大好きで、カッコよくて楽しめればなんでもいいと思っているので、本作も最高に楽しめました。

オープニングのカーチェイスからくだらないジョークと爆破と銃撃戦のオンパレード。
中身が1mmもない、こういったアクション作品でM・ベイ監督の右に出るものはいないと思う。
それくらいアクションのカッコよさだけで最後まで持っていく作風が本当に好きです。

個人的にはM・G=ルルフォ演じるスリーが一番好きなキャラクターでした。


M・ベイ監督作品。
R・リース、P・ワーニック脚本。
R・レイノルズ主演。
M・ロラン、D・フランコ、M・G=ルルフォ、C・ホーキンス、A・アルホナ、B・ハーディ共演。
R・リース、P・ワーニック脚本ということで、構成が"デッドプール"にソックリ。
クライマックスを最初に持ってきて、過去に戻ってから再び徐々に上げていく感じ。
R・レイノルズは"デッドプール"まで暗い役が多かった印象だったんだけど、こういうおちゃらけた役のほうが絶対に合ってると思う。
A・アルホナは完全にM・ベイ監督の好きな系統の女優なんだろうなぁ。
どの作品でも毎回女優の系統が同じだから、きっとこういう女優がタイプなんだなと思いました。

M・ベイ監督の次回作も楽しみです。
できれば次は劇場で観たいかな……。
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