けーな

シンクロ・ダンディーズ!のけーなのレビュー・感想・評価

シンクロ・ダンディーズ!(2018年製作の映画)
3.6
イギリス映画(含ドラマ)ファンには、嬉しい映画だった。というのも、他のイギリス映画(ドラマ)で観た俳優さん達が色々出てきて、それだけで楽しかったから。おじさんばっかりだけど。

ルーク役のルパート・グレイヴスは、ドラマ「シャーロック」のレストレード警部だ。「眺めのいい部屋」などの若い時よりおじさんになってからの方が好き。かっこいいおじさんだなと思う。

テッド役は、ジム・カーター。「ダウントン・アビー」の執事カーソンだ。太り目なのに、一生懸命シンクロやってて、笑える。

コソ泥で、仮釈放中のトムを演じるのは、トーマス・ターグーズ。見た瞬間、「THIS IS ENGLAND」の人だと気づいた。あの時は、まだ子供だったのに、今や、おじさんの役だなんて。

歯科医でゲイのインド系イギリス人を演じるのは、アディール・アクタル。「ヴィクトリア女王 最期の秘密」で主人公と一緒にインドからやって来たモハメドを演じた人だ。

工事現場監督役のダニエル・メイズは、この人も、イギリスの映画やドラマでよく見る人だ。出演作を挙げることは、省略するけど。

そして、主人公は、イギリスで人気のコメディアン俳優のロブ・ブライドン。ちなみに、ウェールズ出身だ。今作の主人公には、あまり共感できないというか、変な人だなと思うばかりだったけど。

ストーリーは、実在するスウェーデンの男子シンクロチームが世界選手権で成功を収めた実話を元に作られたもの。映画の最後で、表彰台に立っているスウェーデンチームのメンバーは、本物が演じている。同じ年に作られたフランス映画「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」も、同じ実話を元に作られている。そちらの方も観てみたい。

日本チームもちらっと映る。彼らの演技も見たかった。
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