ナニかを見ると発狂してしまうシチュエーションスリラー、5年後と前を交互に描きながらマロリー一行が理想郷を目指す姿を描いている。
5年前、人類の終焉の様を描く部分はディザスタームービーとしてしっかり描かれており、見ない為に目隠しをして進まなければならないという緊迫感あふれる状況下は視聴する者も同様の緊迫が味わえる仕様が更に盛り上げてくれるし、人を簡単には信じられない猜疑心によるブラフなどシナリオも秀逸。
何よりもキャストが豪華、主演のサンドラ・ブロック（ファンの方には申し訳ないけれども最初岸谷五朗かと思った）、「ムーンライト」のトラバンテ・ローズ、「スキン」のダニエル・マクドナルド、「マルコビッチの穴」のジョン・マルコビッチ等
タイトルの意味は当初、安全なのは家屋だから必然と家屋内から出られなくなる状況を皮肉ったのかと思ったけど、ラストシーンこそがタイトル通りの場所なのでその事をさしてるかなぁって思いました。
映画.com参照
「ゼロ・グラビティ」「オーシャンズ8」のサンドラ・ブロックが主演したNetflixオリジナルのSFサバイバルサスペンス。未曾有の異変に襲われ、人類の滅亡も迫る極限状態の中で、幼い命を守ろうとする主人公の決死の姿を描く。思いがけず子どもを身ごもったマロリーは、ある日突然訪れた世界の終焉と人類滅亡の危機に直面する。謎の異変が次々と起こる中、生き残るためにできることは、決して「それ」を見ないということだけ。幼い命を守るため、マロリーは目隠しをして逃避行に出る。監督は「未来を生きる君たちへ」でアカデミー外国語映画賞を受賞したデンマークの女性監督スサンネ・ビア。脚本は「メッセージ」のエリック・ハイセラー。Netflixで2018年12月21日から配信。
バード・ボックス
Bird Box
2018／アメリカ
