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バード・ボックスのNAOKIのレビュー・感想・評価

バード・ボックス(2018年製作の映画)
3.7
家で…テレビはほとんど観ません…
車の中でワンセグで観れますがほとんど観ません…

もっぱら映画だけを観るために自分の時間を使ってます…

おれの映画環境はいくつかの映画館とTSUTAYAとGEO…

しかし最近…この環境では観ることか出来ない映画が増えてきました…

配信限定ってやつ…

とうとう我慢出来なくなってNetflixをおれの環境に加えました…

まずは目隠し動画投稿の発端になって話題になった「バード・ボックス」

何かを見たら即死…って…
「クワイエット・プレイス」の音を立てたら即死…これと比較もされるし実際似たテイストでもあります。

「クワイエット・プレイス」の時に書いたのですが…こういうジャンル映画においては…
「何故そうなってしまったのか?」
「そしてどういう結末を迎えるのか?」

こういうミステリー要素がストーリーを引っ張る牽引力になってくるわけですが…実はこれも一種のマクガフィンであってどうでもいいのです。
その結果が自分には満足できなかったといって評価を落とすのは損です。
こういう映画はその設定でどれだけサスペンスを盛り上げられるかを楽しむのが肝なのです。

そういう意味でクワイエットの音縛りに対して視覚縛り…

「見てはいけない」

これは面白かった…
ちょっと設定が雑だったクワイエット以上のサスペンス…

まず最大の見せ場になりがちの「発端」…

あれよあれよ感が素晴らしい!
シャマランの「ハプニング」やブラピの「WWZ」、日本の「アイテムアヒーロー」を彷彿とさせておれの大好物…

その後も外を見ずに…ナビだけ頼りの車の運転や、他の人間への疑心暗鬼…
とにかくあの手この手で最後までサスペンスを持続させる手腕はなかなかのものでした。

恐らく低予算でありながらの豪華キャスト…
サンドラ姉さんとマルコビおじさんは安定の好演…

おれの心の1本「ムーンライト」のトレヴァント・ローズが「ホースソルジャー」「プレデター」などの前にこれに出てたんだ!売れっ子ぶりが嬉しい…

途中で頭をよぎった突っ込みどころが結末に結び付いて面白かった。
クワイエットの手話みたいなもんですよね…

さて…Netflixでも映画が観れるようになった…

何を観ようか…
ネットは広大だわ…
(by素子😸💦)
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