昨年鑑賞分です。
自分が見ないフリをしている自分の内面にグサグサ突き刺さる、でも包み込んでくれるような、忘れられない映画になりました。
人生思い通りにいかないことだらけで、でもそんな自分を守るために何とか取り繕ったりしてそれが当たり前のようになっていたんですが、心の奥底では「本当は逆のことを願ってた」ってことにこういう形で気付かされるとは思ってもみなかった。
映画やドラマで泣くことはあっても実生活に関することで泣くことなんてまずないけど、今回は映画の中でありながら「自分を見つめる」ようなシーンがあって、本当に久しぶりに自分のこれまでを見つめ直して泣いてしまった。
色々綺麗事だけでは済まない現状もあるにはあるのですが、それでも普段なかなか表に出さないモヤモヤが少し晴れた気がして、自分にとっては2020年のベスト1です!