ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへのnagashingのレビュー・感想・評価

『エルミタージュ』は国の夢見だったけど、これは架空の個人の夢見だから、心象風景を構成する要素をあらかじめ説明しなきゃいけないのがタルい。3Dの貧弱な立体感を、夢を見ているときの漠然とした知覚と空間認識に利用しているような感じはなかなか。鏡を多用した画面構成が複雑すぎて、最前列左端というクズ席からだとなにがどうなっているのやらマジでわからず。