けーな

キングスマン:ファースト・エージェントのけーなのレビュー・感想・評価

4.1
やっと観れた。これは、私にとって、好きな要素満載だった。もともと「キングスマン」が、とても好きだし、最近、英国にかぶれているし、レイフ・ファインズ好きだし、他の俳優も、気に入ってる人が色々出てるし、第一次世界大戦を描いたイギリス映画は、良作多いと思ってるしetc…。

これまでの「キングスマン」とは、だいぶ違うとか、アクションやコメディ要素が少ないとか、戦争映画って感じだったというレビューを多く見かけた。確かに、その通りで、これまでの「キングスマン」と同じ物を期待して観たら、ちょっと違うとなるかもしれないけど、史実に即した部分もある歴史物であると共に、戦争を描写し、さらに、家族愛を描くヒューマンドラマでもあって、そこに、アクションシーンやコミカルなシーンもプラスされた、とても豪華な映画だった。しかも、盛り沢山な要素でも、上手くまとまっていたと、私は思う。

数日前に、「ことの終わり」(1999年)を観たばかりなので、その映画の時に、レイフ・ファインズは、37歳だったから、こちらを観て、歳取っちゃったなぁなんて思ったけど、いゃあ、まだまだ若いもんには負けていませんね。終盤の、真に迫る闘いぶりは、素晴らしかった。杖を手に、ダンブルドアと闘った以来の白熱する闘いだったな。さらに、アクションシーンもお見事だった。飛行機から飛び降りたり、崖から落ちそうになったり。終盤の闘うシーンは、これまでの「キングスマン」の雰囲気で、とても軽快で、観ていて気分良かった。

キャストの豪華さは、全部言い切れないけど…例えば、三役こなすトム・ホランダーとか、悪役のリス・エヴァンスとか、指南役のドイツ人にダニエル・ブリュールとか、エンドロールの後にヒトラー(ダフィット・クロス)も出てきて、びっくりしたりとか。1番嬉しかったのは、アーロン・テイラー=ジョンソンが出てきたことかな。それに、マシュー・グード。今まで、クリクリっとしたお目目が可愛いってイメージだったけど、今作では、新たな一面を見て、渋かっいいと思った。

そして、この映画で、1番思ったのは、ポリーがなんて優秀なんだろうってこと。
けーな

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