このレビューはネタバレを含みます
こ、これは(も)素晴らしい。
これまた淡々と事故ったカウボーイの苦悩っぷりを撮っているだけなのに、いちいち胸にグサグサ刺さるシーンなのは何故、と思ったらエンドロールでやっぱり!!
朝方と夕暮れのシーンがやたら多く(泣けるほど景色と人の映りが綺麗)、役者ではなく本人に演じさせるのはこの監督のスタイルなんですね。
今いる環境で精一杯前に進もうとするテーマの本作、この時代だからこそ更に深い意味があるはず。
なお、野暮な不満だけど、BGMが露骨にお涙頂戴系だったのが残念なところ。ノマドランドもそうだったね。