バレーボウイズを知ったので2年ぶりに再見。この濃密さで30分は詰め込みすぎな気もするけど、「最良な結果なんてない」というようなメッセージを過去だけでなく現在によっても映し出せていた。
別れが流れ作業のように過ぎるのを待つか、ストーキングをしてまでも彼女との関係を保っておくのか。いつの世界線でも"主人公感"が抜けなかった彼。とにかく良い描かれ方をされた彼女。悠々自適には程遠い葛藤。映画にとっての音楽がまさに相乗効果なので、挿入歌が流れると毎回胸に来た。
追記:タイムスリップのシーンが一度、彼の自己満足のようにも観えたのだが、そんなことはないよな...?