花とみつばち

接吻の花とみつばちのレビュー・感想・評価

接吻(2006年製作の映画)
3.5
万田邦敏監督は始めて観ました。
ストーリーは途中まで何故だか納得できました。その理由の京子( 小池栄子 )の台詞「 坂口( 豊川悦司 )と私は人から見下されている。見下すというか従わせ様とするんです。従わないと怒るんですよ。そのくせ絶対自分達の仲間には入れようとしない。見下される側に何かそれだけの理由があるわけじゃない。しいて言えばそういう人は運の悪い星の下に生まれた 」という台詞を弁護士長谷川( 仲村トオル )に話すんですが、この理由があるから、京子と坂口は同じであり、犯罪を犯す前にすでに世間から罰を受けていると。
京子は坂口が無差別殺人を犯し、そのニュースで直感的に異常に親近感を感じる。彼を知った事で孤独と世間からの理不尽さから解放され、拘置所への手紙から始まり獄中結婚する。
ここまでは純愛なんじゃないかと。
だが、坂口が控訴すると決めてから彼に対して苛立ち距離を感じ、長谷川の事を敵だと言う京子。これ以降は愛では無く狂気だろうかと思ったのと、作品事態が分からなくなってしまった。

結局途中までは興味深く面白かった。
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