子どもの目線で、第二次大戦下のドイツを描いた作品。
日本でこのテーマっていうと、『火垂るの墓』とか『はだしのゲン』(古い?)とか、辛さ、悲しさ、やり切れなさ120%見終わった後には気持ちがズーンと沈む系。
この作品も時代の過ちを見せつけられるやるせない感じ。悲しい、辛い出来事が次々と襲ってもくる主人公の子ども、その気持ちを思うとこちらまで辛くなる。
しかし、画面はカラフルでカラッとしてる。NOジメジメ。とても不思議だ。心の友アドルフがとてもリアルなように、ジョジョの見る世界は、確かにそこにあるけど、全てが現実ではないのはこの映画を見る際のお約束。
そのお約束の中で子どもの世界をしっかりと味わう事ができる。
予告を見た時には、ナチスを扱ったコメディか?と思って見ようとは思わなかったが、何人にも見た?って聞かれて、おっ?そんな感じ?とこんな騒動の中映画館へ。
正解✌️映画館で見られて良かった。